心理カウンセラー 資格をとってプロとして働く
心理カウンセラーの資格には、活躍する分野によって、さまざまなものが考えられます
最近では、心理的なものが原因とされるストレスや、PTSD、ひきこもりなどが多く見られるようになっています そのような人たちの助けとなるのが、心理カウンセラーです
人というのは、物質的に満たされると、今度は精神的な面での関心が高まり、その結果、心の問題が生じて、 ストレスを感じることも多くなるようです
心理カウンセラーのための資格というものは、各団体によって認定されるものが多く、 精神保健福祉士は国家資格に相当しますが、それ以外は協会や学会などが認定するものが多いです
心理カウンセラーといっても、幅が広く、どのような分野でのカウンセラーになるのかによっても、 とるべき資格は異なるでしょう
できるだけ、自分の得意な分野を見つけて専門的に特化するほうが、その道の専門家として仕事は得やすいと思います
たとえば、次のような資格があります
・ 精神保健福祉士
・ 臨床心理士
・ 学校心理士
・ 認定心理士
・ 教育カウンセラー
・ 産業カウンセラー
・ 認定カウンセラー
・ 精神対話士
・ 心理相談員
欧米では、多民族国家のためお互いに理解し合うためにも必要で、カウンセラーという仕事は広く知られていますが、 日本では、その歴史がないため、今まではどちらかというと、専門の機関で受けるような特別なことのように思われがちでした
しかし、社会での心のトラブルが多くなってきた今では、心理カウンセラーは身近に相談できる、 頼れる存在となりつつあります、活躍の場も今以上に広がるでしょう
主な、協会や学会には次のようなところがあります
・ 日本カウンセリング学会
・ 日本教育カウンセラー協会(JECA)
・ 日本産業カウンセラー協会(JAICO)
・ 日本臨床心理カウンセリング協会(JACC)
・ 日本心理カウンセラー協会(JMCA)
心理カウンセラー 資格をとってからの働き先
心理カウンセラーの資格をとって、働く場所としては、つぎのようなところが考えられます
・ 小中学、高校などの学校でのスクールカウンセラー
・ 仕事、職場関係の心のトラブルで助ける産業カウンセラー
・ 心の悩みの相談施設(相談室)
・ 大学での講師、研究室など心理関連の職
・ 病院やクリニックなど、精神科、心療内科、神経科などでのカウンセリング
・ 福祉関連の施設
・ セミナー、講演会
心理カウンセラー 資格をとるには
心理カウンセラーは、一般的に専門性が高い分野なので、大学や大学院などで心理学などを学んだ後に、 資格をとるか、あるいは、カウンセリングの研究、実践経験のある方が、学会や協会などに入会して、講習を一定時間受けた後に資格をとる方法などがあります
仕事をしていたり、大学へ通えない場合は、大学の通信教育で学習するという方法も考えられます
また、保健師、看護師の方などで、心理相談の経験を得て、専門の研修を終了した後に、心理相談員になる場合や、 精神対話士のように、話を聞いて対話をすることで、心を開くように助けるための資格もあります
心理カウンセラーの資格をとるには、最近では、専用のスクールや学校、専用の通信講座などが用意されていることが多いです